インターネット掲示板「2ちゃんねる」の創設者として知られるひろゆき(西村博之)さんが、最近大学教育について積極的に発言していることが話題になっていますね。
特にZEN大学のプロモーションイベントに関与するなど、通信制大学の新しいモデルを推進する動きが注目を集めています。
そこで今回は、ひろゆきさんの大学に対する考え方や、ZEN大学との関わり、そして日本の大学教育への提言について詳しく見ていきましょう!
ひろゆきが関わるZEN大学とは?通信制大学の新モデルが話題に

ひろゆきさんが現在積極的に関与しているのが、2025年4月に開学したZEN大学です。
このZEN大学は、学校法人日本財団ドワンゴ学園が運営する通信制大学で、年間授業料が38万円という低コストが大きな特徴となっています。
2025年12月20日(土)には、ひろゆきさんがZEN大学1期生とトークイベントを開催する予定で、「オンラインの大学ってどんな感じ?」「通信制大学で友達はできるの?」といった疑問に答える内容となっています。
このイベントは、リアル参加の申込締切が12月7日、オンライン参加が12月18日となっており、多くの関心を集めているようです。
ZEN大学の人気ぶりは数字にも表れています。
2026年4月入学生の出願者が2025年10月5日時点で1,000名を突破しており、志願者の9割超が高校生、専願率は93.7%という驚異的な数字を記録しています。
さらに注目すべきは、全国46都道府県から関心を集めているという点で、通信制大学の新しい進学モデルとして全国的な広がりを見せています。
出願スケジュールは第7期まで設定されており、第2期は2025年10月7日から11月10日、第3期は11月11日から12月22日、最終の第7期は2026年3月23日までとなっています。
ZEN大学の大きな魅力の一つが、最大800名を対象とした奨学金制度です。
ただでさえ年間38万円という低価格な授業料ですが、奨学金を利用できればさらに経済的負担を軽減できるため、多くの高校生や保護者から支持を得ているようです。
ひろゆきさんがこのZEN大学のプロモーションに積極的に関与していることで、「ひろゆき効果」とも呼ばれる現象が起きており、通信制大学に対する社会的な認識が大きく変わりつつあります。
従来の通信制大学は、社会人の学び直しや働きながら学位を取得したい人向けというイメージが強かったのですが、ZEN大学の場合は高校生の専願率が93.7%と非常に高く、新しい進学の選択肢として確立されつつあることがわかります。
テレ東プラスの発表によると、2025年12月20日のトークイベントでは、ひろゆきさんがオンラインで出演し、ZEN大学の1期生と学生生活について語る予定となっています。
このイベントは、通信制大学に興味はあるけれど不安を感じている高校生や保護者にとって、実際の学生の声を聞ける貴重な機会となるでしょう。
ひろゆきさんの関与により、ZEN大学は単なる通信制大学ではなく、未来の大学教育のモデルケースとして注目を集めているのです。
ひろゆきの大学教育観とは?日本の大学システムへの辛口批判

ひろゆきさんは日本の大学教育について、かなり辛口の意見を持っていることで知られています。
ダイヤモンド・オンラインに掲載された推薦入試専門塾リザプロ代表の孫辰洋さんとの対談で、ひろゆきさんは「日本の大学の多くは、受験勉強を通じて努力ができるようになった学生が、入学後に勉強しなくても卒業できるように作られています」と語っています。
この発言は、日本の大学が入学時の努力を証明する場であり、入学後の学びが軽視されている現状を鋭く指摘したものです。
さらにひろゆきさんは、「勉強しない人は大学にいらない?」という問いかけに対しても明確な意見を持っています。
彼の考えでは、大学は本来学びの場であるべきで、入学後に勉強しない学生が簡単に卒業できる現在のシステムには問題があるというものです。
この点について、ひろゆきさんはフランス式の単位取得厳格化を例に挙げ、単位を取れない学生は退学させるべきだと提言しています。
フランスの大学では、単位取得の基準が非常に厳しく、入学は比較的容易でも卒業は難しいという「入口広く、出口狭く」のシステムが採用されています。
ひろゆきさんの大学批判は、単なる批判にとどまらず、具体的な改善案も提示しています。
ORICON NEWSに掲載された対談では、ひろゆきさんは「AIが発達していくと、そもそもその人の能力の差ってほとんどなくなっちゃうんですよね」と述べ、AI時代における大学教育の在り方について言及しています。
この発言の背景には、AIが様々な知識やスキルを補完できる時代において、大学が測るべきは単なる知識量ではなく、人間性やチームでの協働能力だという考えがあります。
そのため、ひろゆきさんは従来の学力試験中心の選抜方法ではなく、推薦入試のような人間性を重視した選抜が今後重要になると主張しています。
具体的な選抜方法として、ひろゆきさんはGoogle式のチーム面接を推奨しています。
これは、複数の受験生がチームで課題に取り組む様子を観察することで、その人のコミュニケーション能力や協調性、問題解決能力などを総合的に評価する方法です。
韓国では既に大学入試の82%が推薦入試となっており、ひろゆきさんはこのような人間性重視の選抜方法が日本でも主流になるべきだと考えているようです。
一方で、早稲田大学が2025年度に一部学科で推薦入試を原則廃止し、慶應義塾大学も2025年度に文学部・商学部・薬学部、2026年度に総合政策学部・環境学部で推薦入試を廃止するという動きもあります。
この早慶の推薦入試廃止について、ひろゆきさんはAbemaTVで「1個の失敗でアウトな時代なら当然」とコメントしています。
これは、推薦入試で入学した学生の中に期待される成果を出せない人がいた場合、大学側がリスクを避けるために推薦入試を廃止するのは理解できるという意味です。
ただし、ひろゆきさんの本音としては、推薦入試そのものが悪いのではなく、選抜方法や入学後の教育体制に問題があると考えているようです。
ひろゆきさんの大学教育観をまとめると、「入学は能力や人間性で選抜し、入学後は厳格な単位制度で学びを保証し、市場ニーズに柔軟に対応できる学科編成を行う」という、入口と出口の両方を改革すべきという考え方だと言えるでしょう。
ひろゆきが提言する未来の大学入試とは?AI時代の選抜基準

ひろゆきさんが描く未来の大学入試は、現在の日本の入試システムとは大きく異なるものです。
孫辰洋さんとの対談では、「高学歴の限界」というテーマで大学入試の未来について深く議論されています。
孫さんは推薦入試専門塾の代表として、1万件の志望理由書を分析した結果から「子どもを伸ばす10の力」を提言しており、ひろゆきさんの考えとも多くの共通点があります。
ひろゆきさんが最も重視しているのが、AI時代における人間の役割の変化です。
前述の通り、AIが発達すると個人の能力差がほとんどなくなるため、大学が選抜すべきは知識量や計算能力ではなく、人間性やチームでの適合性だという考え方です。
この考えに基づけば、従来の学力試験一辺倒の選抜方法は時代遅れということになります。
代わりに、ひろゆきさんはGoogle式のチーム面接のような、実際の協働場面を通じて受験生を評価する方法を推奨しています。
ひろゆきさんの理想と現状の日本の大学を比較すると、その違いが明確になります。
選抜基準では、ひろゆきさんは人間性や面接を重視した推薦入試を理想としているのに対し、現状の日本の大学は受験勉強による努力の証明を重視しています。
単位制度では、ひろゆきさんはフランス式の厳格な制度(単位を取れなければ退学)を理想としているのに対し、現状の日本の大学は入学後の単位取得が比較的緩やかです。
AI対応では、ひろゆきさんは能力差がなくなることを前提にチーム適合性を重視すべきと考えているのに対し、現状の日本の大学はまだAI時代に対応した選抜方法を確立していません。
ひろゆきさんの提言の中で特に興味深いのが、市場ニーズに柔軟に対応できる学科編成の重要性です。
現在の日本の大学は、一度設置した学部や学科を変更することが難しく、社会のニーズが変化しても教育内容が追いつかないという問題があります。
これに対してひろゆきさんは、企業や社会が求めるスキルに合わせて、柔軟に学科を新設したり統廃合したりできる大学が理想だと考えています。
ZEN大学のようなオンライン大学であれば、物理的な制約が少ないため、このような柔軟な学科編成が比較的容易に実現できる可能性があります。
ひろゆきさんの提言は、孫辰洋さんのような推薦入試専門家からも支持されています。
孫さんは「ひろゆきさんの提言で推薦入試が向いている」と評価しており、データ分析に基づく孫さんのアプローチとひろゆきさんの論説が相互に補完し合っています。
ただし、両者にも違いがあり、孫さんは1万件の志望理由書という具体的なデータ分析を中心としているのに対し、ひろゆきさんは論説や社会トレンドの分析を中心としています。
また、ひろゆきさんの「勉強しない人は大学にいらない」という発言は、伝統的な大学関係者からは過激すぎるという批判も受けています。
海外の事例と比較すると、ひろゆきさんの提言の方向性が見えてきます。
韓国では既に大学入試の82%が推薦入試となっており、建前として「AI時代には人間性を重視した選抜が必要」という理由が挙げられています。
これはひろゆきさんの考えと非常に近いものです。
一方、Googleのチーム面接は企業の採用選抜では実績がありますが、大学入試には適用されていないため、ひろゆきさんはこれを大学入試にも導入すべきだと考えています。
ZEN大学は、ひろゆきさんがプロモーションに関与しているオンライン大学として、伝統的な大学とは対極の新しいモデルを提示しています。
ひろゆきさんが予測する未来の大学は、AI時代に適応した人間性重視の選抜と、厳格な単位制度、柔軟な学科編成を兼ね備えたものです。
ZEN大学の出願者急増は、このような新しい大学モデルへの社会的なニーズが高まっていることを示していると言えるでしょう。
早慶の推薦入試廃止という逆行的な動きもありますが、長期的には韓国のように推薦入試が82%を占めるような方向にシフトする可能性もあります。
まとめ
今回は、ひろゆきさんの大学に対する考え方や、ZEN大学との関わり、そして日本の大学教育への提言についてお伝えしてきました。
ひろゆきさんは、2025年4月に開学したZEN大学のプロモーションに積極的に関与しており、年間授業料38万円という低コストのオンライン大学モデルを推進しています。
2026年4月入学生の出願者が1,000名を突破し、志願者の9割超が高校生という事実は、通信制大学の新しい進学モデルとして社会的に認知されつつあることを示しています。
2025年12月20日に開催されるトークイベントでは、ひろゆきさんとZEN大学1期生が学生生活について語る予定で、多くの関心を集めています。
ひろゆきさんの大学教育観は、「日本の大学は入学時の努力証明で、入学後は勉強しなくても卒業できる」という現状への辛口批判が基本にあります。
彼はフランス式の厳格な単位制度を理想とし、単位を取れない学生は退学させるべきだと提言しています。
また、AI時代においては個人の能力差がなくなるため、大学入試では人間性やチーム適合性を重視した推薦入試が主流になるべきだと主張しています。
具体的にはGoogle式のチーム面接のような選抜方法を推奨し、韓国のように推薦入試が82%を占める方向に進むべきだと考えています。
未来の大学入試について、ひろゆきさんはAI時代に適応した人間性重視の選抜と、厳格な単位制度、市場ニーズに柔軟に対応できる学科編成を兼ね備えた大学が理想だと提言しています。
ZEN大学のようなオンライン低コストモデルは、物理的制約が少ないため、このような柔軟な大学運営が実現しやすいという利点があります。
推薦入試専門家の孫辰洋さんもひろゆきさんの提言を支持しており、データ分析と論説が相互に補完し合っています。
早慶の推薦入試廃止という逆行的な動きもありますが、ひろゆきさんは長期的には人間性重視の選抜が主流になると予測しています。
ひろゆきさんの大学教育に関する提言は、伝統的な大学関係者からは過激すぎるという批判も受けていますが、ZEN大学の出願者急増という事実は、新しい大学モデルへの社会的ニーズが高まっていることを示しています。
AI時代における大学の役割や選抜方法について、ひろゆきさんの提言は今後も注目を集めていくことでしょう。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
参考資料:
https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/external-pr/entry/13610.html
https://abema.tv/video/episode/89-66_s99_p6889
https://www.oricon.co.jp/article/3110644/

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